专利摘要:
本発明は、ラジアル軸受(11)およびアキシャル軸受(12)が設けられたシリンダブロック(10)と、上端延長部(21)を有する偏心軸(20)とを備え、上端延長部(21)の周囲に回転子(30)が取り付けられてアキシャル軸受(12)に支持される圧縮機に適用される。摺動リング(40)が、前記上端延長部(21)の周囲に取り付けられ、上端延長部(21)には、インデキシング手段(22)が設けられており、摺動リング(40)を偏心軸(20)へと回転に関して固定するために、摺動リング(40)の位置決め手段(42)がインデキシング手段(22)に結合させられる。取り付けプロセスは、偏心軸(20)をラジアル軸受(11)に取り付けるステップ、摺動リング(40)を偏心軸(20)の軸方向の位置決めストッパ(22c)に達するまで、偏心軸(20)の上端延長部(21)の周囲を下降させて取り付けるステップ、摺動リング(40)を偏心軸(20)へと回転に関して固定するステップ、および回転子(30)の下面部分(32)が摺動リング(40)上に据わるまで、回転子(30)を偏心軸(20)へと取り付けるステップを含む。
公开号:JP2011515607A
申请号:JP2011500013
申请日:2009-03-18
公开日:2011-05-19
发明作者:ウエベール,グスタボ・カルドーゾ;フアゴツチ,フアビアン;ペレイラ,ミルトン・ウエツエル;マシエル,リカルド・アレシヤンドリ;モレイラ,エマーソン
申请人:ワールプール・エシ・ア;
IPC主号:F04B39-00
专利说明:

[0001] 本発明は、小型の冷凍システムにおいて使用される形式のレシプロ型の密閉圧縮機であって、垂直軸を備え、シリンダブロックの上方においてこの偏心軸へと電気モータの回転子が取り付けられ、シリンダブロックによって軸方向について支持されている密閉圧縮機に、アキシャル軸受を取り付けるための構成およびプロセスに関する。]
背景技術

[0002] 上述の形式の密閉冷凍圧縮機は、シリンダブロックを気密に封じられた外殻の内部に取り付けてなり、このシリンダブロックが、偏心軸を半径方向から支持するとともに、シリンダブロックの上方において偏心軸へと取り付けられた電動モータの回転子を軸方向について支持している。]
[0003] クランクシャフト−回転子アセンブリの重量が、一般的にはシリンダブロックの環状の上端面および少なくとも1つの摺動リング(シリンダブロックの上端面と電気モータの回転子の下端面の環状の部位との間に配置される)を含むアキシャル軸受によって支持される。]
[0004] クランクシャフトは、その下端に、圧縮機の動作の最中に潤滑油を外殻の下部に画定されたリザーバから互いに相対運動する部品へと案内し、これらの部品の正しい動作のための油の供給を保証するポンプ回転子を保持している。]
[0005] 回転子の下端面とアキシャル軸受の摺動リングとの間の相対回転運動を防止するために、アキシャル軸受の摺動リングを、クランクシャフト−回転子アセンブリに対して回転に関して固定する必要がある。]
[0006] 現時点において知られている構成の解決策では、クランクシャフト−回転子アセンブリに対する摺動リングの回転の固定が、摺動リングに1つ以上の半径方向外側の歯(摺動リングと同一面にある)を設け、このような歯を、回転子の下端面の付近に設けられる該当の内側の半径方向の凹所にはまり込むように寸法付けることによって行われている。半径方向の凹所の深さは、摺動リングについて所望の回転の固定を保証するとともに、摺動リングのシリンダブロックへと向いた外面を、シリンダブロックに据えて支持し、回転子とシリンダブロックとの間の接触を防止できるように寸法付けられている。通常は、この形式の取り付けは、解決しようとする技術的課題が、回転子へと据えられる摺動リングのクランクシャフト−回転子アセンブリに対する回転の固定に関係しているため、1つ以上の摺動リング(介在の球と協働しても、介在の球を持たなくてもよい)を使用するアキシャル軸受に適用される。]
[0007] この従来技術の構成は、広く使用されていて、クランクシャフト−回転子アセンブリに充分なアキシャル軸受を提供しているが、隣接する摺動リングの回転の固定を達成するために、回転子に半径方向の凹所を設ける必要があるという不都合を有している。前記半径方向の凹所を得るために、回転子を機械加工し、あるいは回転子の薄板の積層の端部の薄板を特定の構成にプレスする工程が、製造コストを上昇させる。]
発明が解決しようとする課題

[0008] 上述したこれまでの解決策の別の欠点は、通常は加熱した回転子を偏心軸の上部延長部の周囲に締まりばめによって取り付けるべく下方へと変位させる取り付けの工程の最中に、配置された摺動リングを回転子の下端面に当接した状態に維持することが、難しいことに起因する。]
[0009] したがって、本発明の目的は、上述の形式のレシプロ型の密閉冷凍圧縮機にアキシャル軸受を取り付けるための構成およびプロセスであって、クランクシャフト−回転子アセンブリをシリンダブロックへと支持するとともに摺動リングを前記クランクシャフト−回転子アセンブリへと回転に関して固定するための各部について、構成および組み立ての大幅な単純化を可能にする構成およびプロセスを提供することにある。]
課題を解決するための手段

[0010] 本発明は、ラジアル軸受および上部のアキシャル軸受が設けられたシリンダブロックと、ラジアル軸受に支持されており、アキシャル軸受から上方へと突き出す上端延長部を有する偏心軸と、下面部分を有し、この下面部分がアキシャル軸受に支持されるように、偏心軸の上端延長部の周囲に取り付けられて回転および軸方向に関して固定される電気モータの回転子とを備える形式のレシプロ型の密閉圧縮機へと適用される。]
[0011] 本発明の一態様によれば、取り付けの構成が、アキシャル軸受と回転子の下面部分との間において偏心軸の上端延長部の周囲に取り付けられる摺動リングを備え、偏心軸の前記上端延長部にインデキシング手段が設けられ、前記摺動リングが、摺動リングを偏心軸に回転に関して固定するために、インデキシング手段に結合させられる位置決め手段を保持している。]
[0012] 上述の構成によれば、インデキシング手段(例えば、偏心軸の特定の長手方向の上端延長部に沿って形成されるインデキシング溝の形態である)にはめ合わせられるただ1つの位置決め手段(例えば、同一面内のただ1つの半径方向内側の歯)を備えるただ1つの摺動リングを使用するだけでよい。これにより、摺動リングを偏心軸へと取り付け、すでに偏心軸へと回転に関して固定された状態で、取り付け位置に重力によって保つことができるため、その後に回転子を、上述の従来技術において行われるように摺動リングを回転子の下面部分に前もって固定する必要なく、偏心軸の上端延長部の周囲に締まりばめによって取り付けることができる。]
[0013] 本発明の解決策の別の好都合な態様は、介在の球に結合させられ、あるいは介在の球に結合させられることがない複数の摺動リングを設ける必要なく、偏心軸へと容易に回転に関して固定されるただ1つの摺動リングを使用できることにある。前記摺動リングは、通常は金属材料で作られ、随意によりエンジニアリングプラスチックまたは添加材入りの「テフロン(登録商標)(Tefron)」で射出することができ、低摩擦および耐摩耗性の要件を低コストで満足させる。]
[0014] さらに、本発明の別の態様によれば、取り付けの構成が、上述の形式のレシプロ型の密閉圧縮機にアキシャル軸受を取り付けるためのプロセスによって実行され、前記プロセスが、
偏心軸をシリンダブロックのラジアル軸受の内部に取り付け、この偏心軸を、この偏心軸の上端延長部をアキシャル軸受を超えて突き出させる所定の位置に、軸方向について固定するステップ、
シリンダブロックを、偏心軸の上端延長部をアキシャル軸受から上方へと突き出させる位置に、固定された状態に保つステップ、
摺動リングを、偏心軸の上端延長部の周囲を降下させつつ取り付け、摺動リングの偏心軸への回転に関する固定をもたらすために、偏心軸の軸方向の位置決めストッパに到達させるステップ、および
前記回転子の下面部分が摺動リングに据わるまで、回転子を偏心軸の上端延長部の周囲に取り付け、回転および軸方向に関して固定するステップ
を含む。]
[0015] 本発明を、本発明について考えられる実施形態の例として提示される添付の図面を参照して、以下で説明する。]
図面の簡単な説明

[0016] レシプロ型の密閉圧縮機の一部分の中央縦断面図を示しており、従来技術に従って取り付けられたシリンダブロックに支持された偏心軸、固定子、回転子、および摺動リングを分解形式にて示している。
図1に示されているようにシリンダブロックの上方に配置された電気モータの回転子を偏心軸へと取り付けるための領域の拡大図を示している。
従来技術に従って取り付けられた圧縮機について、回転子をシリンダブロックへと据え、従来技術に従って構成されて回転子へと取り付けられた摺動リングを組み込むための領域の断面図であって、図1Aの線II−IIに従って得た断面図を示している。
本発明の位置決め手段を保持している偏心軸の下向きの斜視図を概略的に示している。
本発明の位置決め手段を保持している偏心軸の上向きの斜視図を概略的に示している。
本発明の構成について、レシプロ型の密閉圧縮機の図1と同様の一部分の中央縦断面図を示している。
図4に示されているようにシリンダブロックの上方に配置された電気モータの回転子を偏心軸へと取り付けるための領域の拡大図を示している。
本発明に従って取り付けられた圧縮機について、回転子をシリンダブロックへと据え、本発明に従って構成されて回転子へと取り付けられた摺動リングを組み込むための領域の断面図であって、図4Aの線V−Vに従って得た断面図を示している。] 図1 図1A 図4 図4A
実施例

[0017] すでに述べたように、本発明は、添付の図面の図1、図1A、図4、および図4Aに示されている形式のレシプロ型の密閉圧縮機であって、シリンダブロック10と、垂直な偏心軸20とを備え、シリンダブロック10に、ラジアル軸受11およびアキシャル軸受12(図面に示されている構成においては、シリンダブロック10そのものの上部環状面12aを含む)が設けられ、偏心軸20が、ラジアル軸受11の内面に支持され、シリンダブロック10の上部環状面12aから上方へと突き出す上端延長部21を有する密閉圧縮機に適用される。添付の図面に示した構成例では、ラジアル軸受11が、シリンダブロック10の円柱形の貫通穴13によって画定されている。] 図1 図1A 図4 図4A
[0018] 図示の構成においては、偏心軸20が、シリンダブロック10の上方に配置される電気モータMの回転子30に取り付けられる。回転子30は、複数の環状の金属薄板を垂直方向に整列させて形成されており、これら複数の環状の金属薄板が一体となって、その内周縁に回転子30の円柱形の内面31を画定している。さらに回転子30は、回転子30の円柱形の内表面31に隣接する環状の下面部分32を有する。]
[0019] 回転子30は、回転子30の下面部分32がアキシャル軸受12に支持されるように、偏心軸20の上端延長部21の周囲に取り付けられる。]
[0020] 図示の例では、回転子30の下面部分32が、回転子30の薄板の積層の下端面33に対して軸方向に後方へと離されている。]
[0021] 図1、図1A、および図2に示されている従来技術の構成においては、回転子30をシリンダブロック10と偏心軸20とによって画定されるアセンブリへと取り付けるために、回転子30が、その円柱形の内表面31に、回転子30の薄板の積層に画定される下面部分32から製作される少なくとも2つの半径方向のスロット34をもたらすように前もって機械加工され、これらのスロット34に、前記下面部分32およびシリンダブロック10の上部環状面12aに対して軸方向に据えられる摺動リング40の外側の半径方向の突起41がそれぞれはめ込まれ、回転に関して固定される。] 図1 図1A 図2
[0022] この摺動リング40の回転子30への必須かつ面倒な保持の後で、回転子30を、偏心軸20および回転子30の各部に対する摺動リング40の位置を損なうことなく、偏心軸20の上端延長部21へと下降させて取り付け、一般的には締まりばめによって固定することができる。この構成は、すでに述べた利点を提供する。]
[0023] 本発明は、図3から図5に典型的に示されているように、上述の形式のレシプロ型の密閉圧縮機にアキシャル軸受を取り付けるための構成であって、アキシャル軸受12と回転子30の下面部分32との間において偏心軸20の上端延長部21の周囲に取り付けられる摺動リング40を備え、偏心軸20の前記上端延長部21に、インデキシング手段22が設けられ、前記摺動リング40が、摺動リング40を偏心軸20に回転に関して固定するために、インデキシング手段22に結合させられる位置決め手段42を保持している構成を提供する。] 図3 図5
[0024] 本発明を実行する1つの方法においては、インデキシング手段22が、インデキシング用の凹所22aによって画定され、位置決め手段42が、摺動リング40に取り入れられた内側の半径方向の歯42aの形態である。摺動リング40を、低摩擦および耐摩耗性の要件を低コストで満たすように、金属材料で製作でき、エンジニアリングプラスチックにて射出成型することができ、あるいは添加材入りの「テフロン(登録商標)」で射出成型することができる。]
[0025] 図示の構成においては、摺動リング40の内側の半径方向の歯42aが、摺動リング40の同一面内の半径方向の延長部によって画定されている。]
[0026] 図示の構成においては、インデキシング用の凹所22aが、偏心軸20の上端延長部21の外面に、例えば偏心軸20の上部自由端23から長手方向に形成され、偏心軸20の上端延長部21の全体にわたって延びているインデキシング溝22bの形態である。]
[0027] この構成のために、インデキシング溝22bは、行き止まりの内側端に、摺動リング40の軸方向の位置決めストッパ22cを画定している。]
[0028] 本発明のインデキシング溝22bは、好ましくは、偏心軸20の上端延長部21の外側面に沿ってらせん展開にて形成される。具体的には、偏心軸20の回転によって、軸方向の位置決めストッパ22cの領域に存在し、したがって摺動リング40の取り付けの領域に存在する潤滑油が、前記インデキシング溝22bに沿って偏心軸20の上部自由端23に向かって上方へと推進されるよりもむしろ上記領域に維持されるように、上記らせん展開が、偏心軸20の回転方向とは反対の方向である。]
[0029] 偏心軸20が、前記偏心軸20の外側面にらせん展開にて形成される1つ以上の油溝24を有する場合には、インデキシング溝22bは、前記偏心軸20に形成されるらせん状の油溝24とは反対の方向のらせん展開にて設けられる。]
[0030] インデキシング手段22が、添付の図面に示されているインデキシング溝22bを備える構成以外の構成を有してもよいことを、理解すべきである。例えば、インデキシング手段22を、摺動リング40の軸方向の位置決め領域において偏心軸20に形成される凹所(図示されていない)によって画定してもよい。摺動リング40の内側の半径方向の歯42aが、(摺動リング40と内側の半径方向の歯42aとで画定されるアセンブリを局所的に弾性変形させた状態で)摺動リング40を偏心軸20の上部自由端23から取り付け位置まで軸方向に下降させた後で、内側の半径方向の歯42aが開示されていない前記凹所にはめ込まれルまで、前記凹所の内部にはめ込まれ、回転に関して固定される。]
[0031] 本発明によれば、回転子30と偏心軸20とで画定されるアセンブリをシリンダブロック10へと取り付けるためのプロセスが、
偏心軸20をシリンダブロック10のラジアル軸受11の内部に取り付け、該偏心軸20を、該偏心軸20の上端延長部21をアキシャル軸受12を超えて突き出させる所定の位置に、軸方向について固定するステップ、
シリンダブロック10を、偏心軸20の上端延長部21をアキシャル軸受12から上方へと突き出させる位置に、固定された状態に保つステップ、
本発明に従って構成された摺動リング40を、偏心軸20の上端延長部21の周囲を降下させつつ取り付け、摺動リング40の偏心軸20への回転に関する固定をもたらすために、偏心軸20の軸方向の位置決めストッパ22cに到達させるステップ、および
前記回転子30の下面部分32が摺動リング40に据わるまで、回転子30を偏心軸20の上端延長部21の周囲に取り付け、回転および軸方向に関して固定するステップ
という全体的なステップにて生じる。]
[0032] 摺動リング40を取り付けるステップは、前記摺動リング40の位置決め手段42を偏心軸20に設けられたインデキシング手段22に結合させることを含んでおり、前記結合は、摺動リング40を偏心軸20の上部自由端23の周囲に配置することによって得られ、この配置は、摺動リング40が軸方向の位置決めストッパ22cに達するまで維持される。この状態で、回転子30の下面部分32が、シリンダブロック10のアキシャル軸受12に対して摺動可能に据えられた摺動リング40に据えられる。]
[0033] この構成によれば、固定の改善が得られる他に、油が摺動リング40の領域を通って半径方向に漏れることが防止される(このような油の漏れは、偏心軸20の上端延長部21の潤滑を損ないかねない)。]
[0034] 本発明の取り付けの構成は、上述のような摺動リング40の構造的な変更だけでなく、偏心軸20の潤滑の正しい働きを損なうことがない前記摺動リング40の偏心軸20に対する所定の構成および組み付けにも関係している。]
[0035] さらに、この新規の構造的な構成は、回転子30を偏心軸20の上端延長部21の周囲に配置する前に、前記摺動リング40が回転子30から外れないようにするために、回転子30に摺動リング40のためのハウジングを設ける必要がなく、回転子30に前記摺動リング40を取り付ける必要もなく、回転子30の偏心軸20へのより容易、迅速、かつ安全な取り付けが可能になるとともに、それぞれの加工時間の大幅な短縮も可能になる。]
[0036] 本明細書において、本発明の典型的な実施形態を1つだけ説明したが、本明細書に添付される特許請求の範囲に画定される構成的な考え方から離れることなく、構成要素の形態および配置について変更が可能であることを、理解すべきである。]
权利要求:

請求項1
ラジアル軸受(11)および上部アキシャル軸受(12)を備えるシリンダブロック(10)と、ラジアル軸受(11)に支持されており、アキシャル軸受(12)から上方へと突き出す上端延長部(21)を有する偏心軸(20)と、下面部分(32)を有し、下面部分(32)がアキシャル軸受(12)に支持されるように、偏心軸(20)の上端延長部(21)の周囲に取り付けられて回転および軸方向に関して固定される電気モータ(M)の回転子(30)と、を備える形式のレシプロ型の密閉圧縮機にアキシャル軸受を取り付けるための構成であって、アキシャル軸受(12)と回転子(30)の下面部分(32)との間において偏心軸(20)の上端延長部(21)の周囲に取り付けられる摺動リング(40)を備え、偏心軸(20)の前記上端延長部(21)にインデキシング手段(22)が設けられ、前記摺動リング(40)が、摺動リング(40)を偏心軸(20)に回転に関して固定するために、インデキシング手段(22)に結合させる位置決め手段(42)を保持していることを特徴とする、構成。
請求項2
インデキシング手段(22)が、インデキシング用の凹所(22a)であり、位置決め手段(42)が、摺動リング(40)に組み込まれた内側の半径方向の歯(43)の形態であることを特徴とする、請求項1に記載の構成。
請求項3
摺動リング(40)の内側の半径方向の歯(42a)が、摺動リング(40)の同一面内の半径方向の延長部によって画定されていることを特徴とする、請求項2に記載の構成。
請求項4
インデキシング用の凹所(22a)が、偏心軸(20)の上端延長部(21)の外面に長手方向に設けられたインデキシング溝(22b)の形態であることを特徴とする、請求項3に記載の構成。
請求項5
インデキシング溝(22b)が、偏心軸(20)の上部自由端(23)から設けられ、偏心軸(20)の上端延長部(21)の全体にわたって延びていることを特徴とする、請求項4に記載の構成。
請求項6
インデキシング溝(22b)が、行き止まりの内側端に、摺動リング(40)の軸方向の位置決めストッパ(22c)を画定していることを特徴とする、請求項4に記載の構成。
請求項7
インデキシング溝(22b)が、偏心軸(20)の動作時の回転とは反対の方向のらせん展開にて形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の構成。
請求項8
偏心軸(20)の外面に少なくとも1つのらせん状の油溝(24)が設けられており、インデキシング溝(22b)が、前記油溝(24)のらせん展開とは反対の方向のらせん展開にて設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の構成。
請求項9
回転子(30)の下面部分(32)が、シリンダブロック(10)のアキシャル軸受(12)に当接して摺動可能に据えられた摺動リング(40)に当接して据えられることを特徴とする、請求項1に記載の構成。
請求項10
請求項1から8のいずれか一項に記載の形式のレシプロ型の密閉圧縮機にアキシャル軸受を取り付けるためのプロセスであって、偏心軸(20)をシリンダブロック(10)のラジアル軸受(11)の内部に取り付け、該偏心軸(20)を、該偏心軸(20)の上端延長部(21)をアキシャル軸受(12)を超えて突き出させる所定の位置に、軸方向について固定するステップと、シリンダブロック(10)を、偏心軸(20)の上端延長部(21)をアキシャル軸受(12)から上方へと突き出させる位置に、固定された状態に保つステップと、摺動リング(40)を、偏心軸(20)の上端延長部(21)の周囲を降下させつつ取り付け、摺動リング(40)の偏心軸(20)への回転に関する固定をもたらすために、偏心軸(20)の軸方向の位置決めストッパ(22c)に到達させるステップと、前記回転子(30)の下面部分(32)が摺動リング(40)に据わらせて、回転子(30)を偏心軸(20)の上端延長部(21)の周囲に取り付け、回転および軸方向に関して固定するステップと、を含むことを特徴とする、プロセス。
請求項11
摺動リング(40)を取り付けるステップが、該摺動リング(40)の位置決め手段(42)を偏心軸(20)に設けられたインデキシング手段(22)に結合させることを含むことを特徴とする、請求項10に記載のプロセス。
請求項12
位置決め手段(42)とインデキシング手段(22)との間の結合が、摺動リング(40)を偏心軸(20)の上部自由端(23)の周囲に配置することによって得られ、該配置が、摺動リング(40)が軸方向の位置決めストッパ(22c)に達するまで維持されることを特徴とする、請求項11に記載のプロセス。
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引用文献:
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